奥の自然と暮らし

奥は、沖縄本島の最北端のムラである。赤瓦屋根の多い美しい集落だ。北に開かれ、平たい与論島を望む。

奥は山国でもある。奥の周囲には、尾西岳・ユグスク(世城)・西銘岳(420m)・メーナガニ・大堂の深い連山が囲む。
山々にはノグチゲラやヤンバルクイナ、そしてリュウキュウイノシシなどが生息する。集落と農地は、山々に取り巻かれた盆地状の低地に立地している。

中央部を清流の奥川が流れる。その源流をたどると、カイチ(タチミチ)川は尾西岳に、メーナガニ・大堂はチヌフク川につながっている。流路延長6.6km、流域面積109平方km。奥川の流れは奥口(現在のおく港)に至る。

奥小中学校東側にはウイノー・シルカニジ・ウグ等のイノー(リーフの内側の浅い海)があり、西側にはイリイノー・ウローラ・ユッピイノー等のイノーがある。

このように背後を深い山々に抱かれ、水清き奥川が流れ、前に豊かな海を配し、静かで美しいムラに私たちは住んでいる。

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